ジカ熱&デング熱の危険性少なく気候快適

Source: スポーツ報知

日本のリオ五輪サッカー会場と合宿地

日本のリオ五輪サッカー会場と合宿地

リオ五輪に出場するU―23日本代表は7月22日から29日まで、ブラジル・セルジッペ州のアラカジュで事前合宿を行う。ブラジル在住の沢田啓明通信員がこのほど現地取材を敢行。1次リーグの初戦と第2戦を行うアマゾン地域のマナウスと比べると、環境や治安などあらゆる面で“天国”と言えることが21日、分かった。

アラカジュはブラジル国内で最も小さなセルジッペ州の州都。気温は年間通して28度前後で、微風が吹くため過ごしやすい。南部には「ブラジルで最も美しい海岸線」という全長30キロ以上のビーチが広がり、カニやカキなど海産物も豊富。中心部から空港まで車で約20分と利便性も抜群だ。懸念されるジカ熱やデング熱についても、市の保険局は「危機的な状況ではない」と発表している。

経済発展が遅れている北東部は治安が悪いが、アラカジュは貧富の差も小さく警察も機能しており、市民は「北東部で最も豊かで治安が良い」と話す。14年W杯ではギリシャ代表に施設を提供した同州観光スポーツ局のアジウソン局長は「ギリシャも1次リーグを突破したし、日本にも好結果を残してほしい」とエールを送った。

6月上旬に直接視察した手倉森誠監督(48)も「暑さに慣れるためにも良い気候だし、事前合宿地に最適だと再認識した」とニンマリ。高温多湿のマナウスに乗り込む直前、最高の前線基地で状態を整える。

動画:アラカジュの風景(スペイン語ナレーション付き)

ポルトガル語で話しましょう

  • U23:Sub23
  • 合宿地:Local de concentração
  • 天国:Paraíso
Silvia in Tokyo

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